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MINCとは

何の略?

音楽情報プラットフォーム協議会の英文名称である「Music Information Platform Consortium」の下線の文字を取って「MINC(ミンク)」といいます。

いつ、誰が作ったの?

前身となるミュージック・ジェイシス協議会は、1999年1月に、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)、 公益社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)、一般社団法人日本レコード協会(RIAJ)の3団体によって設立されました。2017年10月には株式会社NexToneが新たに参加しました。 任意団体であるミュージック・ジェイシス協議会は2021年3月31日をもって解散し、更に幅広い音楽権利者団体等の参加を得て、 同年4月1日に一般社団法人音楽情報プラットフォーム協議会(MINC)が設立されました。

なぜ、「MINC」を作ったの?

あらゆる国民が著作物を創作し、利用する「一億総クリエーター」・「一億総ユーザー」時代にあっては、著作物の適法かつ円滑な利用を促進する必要性がますます高まっています。 しかし、日本には著作物に関する権利者情報を網羅的に集約したデータベースは存在せず、権利処理が煩雑な状況にあります。 そこで、2017年度から3か年にわたって文化庁が権利情報を集約したプラットフォームを構築するための実証事業を実施し、コンテンツの創作サイクルの基盤整備と権利処理の円滑化に取り組みました。 この実証事業で構築された「音楽権利情報検索ナビ」を民間で運用する組織として、 2021年4月1日に一般社団法人「音楽情報プラットフォーム協議会」(MINC)を設立しました。MINCの取り組みにより、我が国の音楽文化の発展及び著作物の経済価値の増大に努めます。

具体的には何をしているの?

各著作権等管理事業者または音楽権利者団体が保有する音楽関連情報(音楽作品の情報はJASRAC/NexTone等、CDなど音源にかかる情報はRIAJ/IRMA/ILCJ/JNCA/MPA等、演奏家・アーティストの情報は芸団協等)をMINCシステムで集約化し、相互連携した情報データベース機能をインターネット上で提供しています。

将来はどうなるの?

個人ユーザーから音楽業界のプロフェッショナルまでが広く利用できる公的な音楽権利情報のポータルサイトとして、情報基盤整備と提供サービスを発展させていきます。